「呼び出しスタック」ウィンドウには、選択したスレッドの実行中に行われた一連の関数呼び出しが表示されます。「呼び出しスタック」ウィンドウは、デフォルトではデバッグセッションを開始すると自動的に開きます。「呼び出しスタック」ウィンドウを開くには、「ウィンドウ」>「デバッグ」>「呼び出しスタック」を選択します。
デバッグセッションの実行中に「呼び出しスタック」ウィンドウを開いた場合は、デバッグセッションが終了すると自動的にウィンドウが閉じます。デバッグセッションを実行していないときにウィンドウを開いた場合は、手動で閉じるまで開いたままになります。
呼び出しごとに関数の名前に続き、関数が現在実行している文のファイル名と行番号が表示されます。ファイル名と行番号が下線付きの青いテキストで表示される場合、そのテキストはその関数のソースコードにリンクされています。
C/C++ プログラムの初期関数 main() は、「呼び出しスタック」ウィンドウの最後尾に位置します。プログラムが停止したときに実行中の関数は、ウィンドウの先頭に位置します。これにより、停止している関数を知ることができます。現在の呼び出しとなる呼び出しは 1 つです。デフォルトでは、現在のスレッドで行われた最新の呼び出しが、この呼び出しになります。現在のスレッドとして別のスレッドを選択すると、「呼び出しスタック」ウィンドウが更新され、そのスレッドの呼び出しが表示されます。また、「局所変数」ウィンドウの変数の値が、現在の呼び出しのコンテキストに合わせて調整されます。
アイコン | 説明 |
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呼び出しスタックの現在の呼び出し |
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現在の呼び出し以外の呼び出し |
関連項目 | |
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デバッガにおける現在のコンテキスト C/C++ のデバッガウィンドウ |