現在のコンテキストとは、現在デバッガのフォーカスが置かれているプログラム内の部分です。複数のセッションが実行されている場合は、1 つのセッションのみが現在のコンテキストになります。
現在のデバッガの参照が、特定のセッションや呼び出しになるように設定するには、それぞれのウィンドウで該当するノードを右クリックし「現在に設定」を選択します。
たとえば、「呼び出しスタック」ウィンドウには現在のスレッドの呼び出しスタックが表示され、「ローカル変数」ウィンドウには現在の呼び出しのローカル変数が表示されます。
「ブレークポイント」ウィンドウと「ウォッチポイント」ウィンドウは例外で、これらのウィンドウにはそれぞれ、IDE に設定されているすべてのブレークポイントおよびウォッチポイントが表示されます。ウォッチポイントはすべてのセッションで共有されますが、個々のウォッチポイント表現は、現在のコンテキストに基づいて評価され、表示されます。
関連項目 | |
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IDE における C/C++ のブレークポイント C/C++ の呼び出しスタックの使用方法 |