次のウィンドウおよびツールは、IDE で日常の C/C++ 開発作業を行う場合に主に使用します。
「ファイル」ウィンドウ は、「プロジェクト」ウィンドウでは表示されないファイルやフォルダなど、プロジェクトのディレクトリ構造を表示します。このウィンドウから、プロジェクト構築スクリプトやプロパティーファイルなどのプロジェクトの構成ファイルを開き、編集することができます。オブジェクトファイル (.o ) や実行可能ファイル (.exe ) などの構築出力を表示することもできます。
「ナビゲータ」ウィンドウは、現在開いているプロジェクトの C/C++ ソースファイルに関する情報を表示するツールです。デフォルトでは、「ナビゲータ」ウィンドウは、IDE のワークスペースの左下隅、「プロジェクト」ウィンドウおよび「ファイル」ウィンドウの下にあります。
「クラス」ウィンドウでは、C++ プロジェクトのすべてのクラスと、各クラスのメンバーおよびフィールドを表示できます。デフォルトでは、「クラス」ウィンドウは、「プロジェクト」ウィンドウおよび「ファイル」ウィンドウと同じ IDE のワークスペースのセクションにあります。
ソースエディタは、「プロジェクト」ウィンドウやコンパイラが組み込まれた、各種機能を備えたテキストエディタです。IDE のテンプレートを使って編集可能なオブジェクトが新規に作成されると、ソースエディタが自動的に開きます。このウィンドウは、編集可能なオブジェクトのノードを「プロジェクト」ウィンドウでダブルクリックして開くこともできます。
「構築」メニューには、アプリケーションをコンパイルするためのコマンドが含まれています。プロジェクト全体をコンパイルすることも、個別にファイルをコンパイルすることもできます。一般的なコンパイル操作は、「構築」ツールバーのコマンドあるいは同等のキーボード操作で実行することができます。
関連項目 | |
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C/C++ 開発の主要概念 |