「プロジェクト」ウィンドウは、プロジェクトへの主エントリポイントです。このウィンドウには、重要なプロジェクト内容の論理ビューが表示されます。「プロジェクト」ウィンドウを開くには、「ウィンドウ」>「プロジェクト」(Ctrl-1 キー) を選択します。
「ファイル」ウィンドウ では、プロジェクトの内容をディレクトリごとに表示することができます。「ファイル」ウィンドウを開くには、「ウィンドウ」>「ファイル」(Ctrl-2 キー) を選択します。
C/C++ アプリケーションまたはライブラリプロジェクトには 4 つの論理フォルダが作成され、それらのフォルダは「プロジェクト」ウィンドウに表示されます。
既存のメイクファイルを使用する C/C++ プロジェクトには、「重要なファイル」という論理フォルダ 1 つが作成されます。
論理フォルダはディレクトリではありません。ユーザーがファイルを編成する 1 つの手段であり、ファイルが物理的に格納されている場所を反映しているわけではありません。「ソースファイル」フォルダ、「ヘッダーファイル」フォルダ、またはそのほかの論理フォルダに追加されたファイルは自動的にプロジェクトの構成要素になり、プロジェクトの構築時にコンパイルされます。
「重要なファイル」フォルダに追加されたファイルはプロジェクトの構成要素ではなく、プロジェクトの構築時にコンパイルされません。それらのファイルは単に参照用であり、既存のメイクファイルを使用するプロジェクトには便利です。
「プロジェクト」ウィンドウでは、 C/C++ プロジェクトに次のアイコンが使用されます。
アイコン | 説明 |
---|---|
![]() |
C/C++ アプリケーションプロジェクト C/C++ 動的ライブラリプロジェクト C/C++ 静的ライブラリプロジェクト 既存のメイクファイルを使用する C/C++ プロジェクト |
複数のプロジェクトを開いている場合は、そのうちの 1 つが主プロジェクトに設定されている必要があります。IDE には、主プロジェクトを素早く構築および実行するためのショートカットコマンドが提供されています。
「プロジェクト」ウィンドウでは、主プロジェクトはボールド書体で表示されます。どのプロジェクトでも、そのプロジェクトアイコンを右クリックしてコンテキストメニューから「主プロジェクトとして設定」を選択すれば、主プロジェクトとして設定できます。
「プロジェクト」ウィンドウ内の各ノードには、そのノードに対して実行できるコマンドのポップアップメニューがあります。ノードのポップアップメニューは、ノードを右クリックして開くことができます。プロジェクトノードのポップアップメニューには、「構築」や「実行」などの主なプロジェクトコマンドがすべて含まれています。ポップアップメニューには「プロパティー」コマンドもあり、このコマンドを使用してプロジェクトを構成できます。
関連項目 | |
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C/C++ 開発の概要 「ファイル」ウィンドウ |